「特別支援教室」とは?

特別支援教室は、発達障害等のある生徒が学習上又は生活上の困難を改善・克服し、在籍学級で他の児童・生徒と共に有意義な学校生活を送ることができるよう支援・指導を行う場です。

【特別支援教室の目的】

(1)発達障害等のある生徒への適切な支援・指導の実施

(2)生徒や保護者の負担等軽減

(3)通常の学級における特別支援教育の推進

(4)全ての教職員、他の生徒や保護者の発達障害教育への理解の促進

 

本校は拠点校となっており、増戸中学校の他に、西中学校と五日市中学校に巡回をしています。画像引用:「特別支援教室の運営ガイドライン」東京都教育委員会 令和3年3月発行

増戸中学校では、令和7年度より「しらはぎルーム」の愛称で運営しています。

特別支援教室の主な施設

 

  しらはぎルーム(学習室)

  個室

 プレイルーム

 和室

 

対象となる生徒

その中学校に在籍する、次のような生徒を対象としています。

  • 通常の学級で「聞く・話す・読む・書く・計算する・推論する」等、特定の能力の習得や活用が難しい生徒
  • 自分の感情や行動のコントロールが苦手で、対人関係や集団への適応が難しい生徒

 

あきる野市の入室判定委員会で認められた生徒が、特別支援教室で指導を受けられます。

特別支援教室での指導

 

1 教育目標
(1)情緒の安定を図り、自己の理解を深め自分で判断する力を育む。
(2)他者と豊かな人間関係を築き、個性をを育む。
(3)社会性を伸ばし、積極的に物事に取り組む力を育む。
 

2 指導の重点

(1)落ち着いた環境整備と授業規律を確立し、自己理解を深め、個々の困難や課題と向き合えるよう支援する。

(2)心理的な安定を図ったり作業に必要な動作のトレーニングを行ったりすることで、心身共に健康を保持するなどの基礎的な力を付け、自ら考え行動することができるよう、生徒の実態に合った教材設定を行う。

(3)相手のことを考え、自分の思いを伝えながら気持ちを共有し支え合う力を高め、在籍学級や周囲の人と良好なコミュニケーションがとれるよう指導する。

 

3 指導方針 ※原則、指導の期間は1年間です。

(1)授業の成果や課題について定期的に面談期間を設定して、連携型個別指導計画や学校生活支援シートを活用して保護者と情報の共有を図る。

(2)定期的に巡回相談を利用し、専門家からの助言を受け、指導に生かす。

相談・学級見学のお問い合わせ

下記へお問い合わせください。

  TEL FAX
増戸中学校 042-596-0241 042-595-1736

増戸中学校 特別支援教室(直通)

※特別支援教室と事務室につながります。

042-533-7099

 
あきる野市 秋川教育相談所 042-558-6444